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ラサ ポタラ宮
ラサ ラサ、セラ寺の問答修行チベット旅行でもっともポピュラーなのが、飛行機でラサに入りラサを中心に観光する旅行。日本からの直行便はないので中国の成都経由が便数も多く便利だ。
ラサは、チベット自治区の首府で、1300年以上の歴史を持つ古都。チベットの政治・経済・文化・宗教の中心であると同時にチベット観光の中心でもある。市内と郊外の見どころをあわせて、ラサの観光には2~3日は必要だろう。高原に位置するといってもここは世界の屋根、標高3650mと富士山に近いくらいの高さなので、高度になれるためにも余裕を持って日程を組もう。ラサには世界遺産のポタラ宮やダライ・ラマの離宮だったノルブリンカをはじめとして古い寺院などが多くの見どころがあるので、数日滞在しても飽きることなく楽しめる。ラサ郊外の見どころでオススメなのは、チベット4大聖地のひとつであるヤムドゥク湖。標高4250mのヤムドゥク湖は深いトルコブルーの静かな湖で、峠から望む姿はまさに聖なる湖だ。
日程や体力に余裕のある人や、より深くチベットを味わいたい人は、ラサ以外の町に足を伸ばそう。ラサは都市化や観光地化が進み、中国色の強い街並みも見られるようになってきたのに比べ、地方の町にはまだまだチベットらしさが残っている。オススメは、シガツェ、ギャンツェ、ツェタンとサムイエ。シガツェはチベット第2の都市で、ダライ・ラマと対立したパンチェン・ラマという宗教上の指導者の政治の中心だったタルシンボ寺がいちばんの見どころ。ギャンツェもインドとの交易路の要所として栄えた古い町で、パッンコル・チョルデというチベット最大の仏塔を持つ寺院で有名。ツェタンはチベット人発祥の地といわれる場所。チベット最古の宮殿であるユムブ・ラカン、チベット最古の寺院であるタントゥク寺があることで知られている。ラサからツェタンへの道の途中には、チベット仏教建築の最高傑作といわれるサムイエ寺院がある。建物の配置が仏教の説くマンダラになっている『立体マンダラ』として有名な寺院だ。これらの町は周辺の景色も美しく、ラサから足を伸ばす価値はあるところばかり。ラサに2~3日、その他の町2ヶ所をまわるのに2~3日で8日間くらいの日程を見ておこう。
ラサ ポタラ宮
ラサ 八角街ラサ
チベットの中心地ラサは、チベット仏教の聖地である神々しい雰囲気の町だ。世界の屋根といわれるチベット高原の中心に位置し、標高は3650mで富士山に近い高さ。飛行機を降りたら少し息苦しさを感じることもあるので、高度に身体を慣らしつつゆっくり観光してまわろう。気候は乾燥していて日差しが強い、また昼夜の気温の差が激しいので、紫外線や寒さにはしっかり対策しよう。
ラサとはチベット語で「神の地」を意味し、ダライ・ラマが統治していたチベットの政治・経済・文化・宗教の中心地だ。その聖なるラサのシンボル的建物が、世界遺産でもあるポタラ宮殿。宗教的なことを行う紅宮、ダライ・ラマの住居で政治的なことを行う白宮などさまざまな建物で構成されている。他の見どころは、大昭寺、ダライ・ラマの離宮ノルブリンカ、ゲルク派最大の寺院デプン寺など。旧市街には八角街という繁華街もありチベット風の街並みを楽しみながら町歩きを楽しむのもおもしろい。
ヤムドゥク湖ヤムドゥク湖
ラサから日帰りで行けるヤムドゥク湖は、チベット仏教4大聖地のひとつである聖なる湖。標高4250mにあり、大きさは琵琶湖とほぼ同じくらいある。周囲の山々からの流れ込む雪解け水が水源となっていて、深いブルーの水が茶色い山肌に映え、すばらしいコントラストとなっている。カムパ峠から望ヤムドゥク湖はとても神秘的。馬の絵の描かれたタルチョ(祈祷旗)をばらまいて神に祈りを捧げる人も多い。ヤムドゥク湖までの道路はきれいに整備され、夏場には多くの観光客が訪れる絶景を楽しめる場所だ。
シガツェにある建物シガツェ
シガツェはラサから約280km西にあるチベット第2の都市。チベット語で「土地の豊かな荘園」という意味があり、シガツェは農産物や人の行き交う交易都市でもある。シガツェは歴史的にラサのダライ・ラマ政権と対立したパンチェン・ラマが統治してきた町で、パンチェン・ラマの居所であるタルシンポ寺はシガツェのシンボル的建物だ。チベット第2の都市といっても、ラサに比べると落ち着いた街並みが残り、周囲の美しい山の景色も眺められるチベットらしい雰囲気のある町だ。
ギャンツェ パンコルチョルテン(白居寺)ギャンツェ
ギャンツェはラサから約260km南西にある歴史ある町。古くからインドとの交易路の要所として栄えた。ギャンツェの見どころは、チベット最大の仏塔を持つ寺院であるパンコル・チョルデ(白居寺)。色鮮やかな壁画や仏像が残されていて、チベット仏教美術の重要な遺品でもある。小さな町だが町並みも周辺の景色も美しく、ラサの喧噪に疲れた人には居心地の良い町となるだろう。
郊外には美しい山の自然が見られるツェタン
ツェタンは、チベット神話においてチベット人発祥の地とされる場所。また、チベットで最初の宮殿であるユムブ・ラカンと、チベットで最初の仏教寺院であるタントゥク寺がある町として有名だ。ツェタンは小さな町だが、この地方の中心地として開発されているが、少し町の外へ出ると麦畑が広がりチベット風の民家が見られる。ユムブ・ラカンは小さな岩山の上に建つ宮殿で、何度も改修され創建当時のものは残っていないが、チベット初代の王によって紀元前1世紀頃に建てられたといわれている。
また、ラサからツェタンへ行く途中にあるサムイエ寺院もあわせて観光するのがオススメだ。サムイエ寺院はチベット仏教建築の最高傑作とまでいわれる寺院。仏教の説く宇宙観を立体的に再現していて、「立体マンダラ」といわれている。